審議会

審議会の公募と公開を提案

1999年(平成11年)12月議会

審議会について聞きます。
 審議会は、地方自治法202条で定め、市長が政策と方針を決定する際の判断材料を提供する極めて重要な機関です。住民に直接かかわる公の機関でありながら鳥羽市は公開しておりません。委員の公募も一切ありません。審議過程は、市民の前に閉ざされています。なぜ閉ざしているのですか。市長のおっしゃる、住民参加行政の基本理念に反するのではありませんか。

市長(井村均) 審議会についてでありますが、従来から学識経験者や市内の各種団体の推薦によって委員を選定し、意見を広くお聞きしておりますので、これにより市民の意見を反映できると考えています。

戸上幸子 審議会非公開、これをまだおっしゃってみえます。これはもう市長の答弁聞いてますと、それ自体が時代おくれだと、そう思うしかありませんね。全国各地で審議会公開、伊勢市なども公開してますよ。公募委員もどんどんやってますよ。なぜ、鳥羽市だけが審議会の公開と公募委員、これほどかたくなに一歩が踏み出せないんですか。それが市長のおっしゃる、市民に開かれた行政、これとどう整合しているんですか。もう一度、明確な答弁をいただきたいと思います。

審議会の総点検、会議は公開にせよ

2001年(平成13年)6月議会

戸上幸子 これほど市民参加がうたわれておりながら、各種審議会、委員会の構成者は依然として団体割り振り、市長委嘱です。全く有名無実になっている休眠審議会もあります。私が以前質問した産業振興審議会は、担当課ですら前回の会議はいつだったか記録すら残っていない状態でした。行政事務改善委員会も同様でした。市長が行財政改革をうたわれるのであれば、すべての審議会、委員会の存在価値を総点検して、実態にそぐわないものは整理する。必要なものはもっと積極果敢に開く、こういうめり張りの効いた審議会、委員会にすべきではありませんか。そのためには、委員の一般公募にも門戸を開き、広く人材を集める。顔ぶれも一新する。会議は原則公開すべきではありませんか。

◎市長(井村均君)各種審議会、委員会等の委員に係る一般公募についてでありますが、地理的条件や交通条件等の事情もあることから、公募には難しい面があると思っております。現在委員の選任につきましては、産業経済、厚生社会、文化教育等の各種団体の代表、市議会議員代表、学識経験者、知識経験者等の推薦により委員等をお願いしまして、意見をできるだけ幅広くお聞きしており、市民の皆様の意見が反映されているものと認識しております。各種団体の皆様の中に委員を重複する方もみえますので、この点につきましては、今後推薦していただくときに委員会の目的や性格などを考慮した上で調整してまいりたいと思います。
 なお、休眠審議会等の存在等につきましては、審議会の目的や経過について再確認したいと考えております。

戸上幸子審議会、委員会の問題です。市長はいつもこの問題になりますと、公募は難しいと。その理由はといいますと、地理的に大変だからと、こう答えられるんですけども、一遍やってみないとわからないと思うんです。例えば環境問題でも、障害者の問題でも、介護の問題でも、一生懸命勉強なさっている方や関心の高い方はいらっしゃると思います。市長が市民との協働を言う以上、これでは通っていかないと思うんです。審議会については、金太郎あめだとか、休眠だとか、いろんな批判が市民からあります。重複の審議会委員は調整していきたいと、このような市長からの答弁がありましたので、その点は改善に期待をいたします。しかしそれと同時に、公募もしていただくということが非常に大切ではないかなと思います。
 4問目の質問ともかかわりますが、人権審議会の問題で、情報公開を使って請求をいたしました。驚いたのは60カ所の塗りつぶし箇所があったことです。60カ所というとすごいですよ。それも人権を審議する会議で、市民の目に触れたら困ると、情報公開のときには隠さなければならない、そういう発言が60回もされている。これは審議会、委員会が全く非公開で、市民の目から遮断されている密室で行われているからなんです。どんどん原則公開をして市民にガラス張りの審議会、委員会にすべきだと、このように思います。公募委員と委員会の原則公開について、市長の踏み込んだ答弁を求めたいと思います。

◎市長(井村均君)審議会、各種委員会の公募と原則公開についてでありますが、審議会及び委員会の目的や性格もありますので、公開、非公開につきましては、それぞれの審議会、委員会で相談をいただいて、個々の意見を尊重した上で決めてまいりたいと思いますし、いろいろな委員会の公募については、必要な部分についてはそういう機会もあろうかと思いますが、何回も申しますように集落が分散化しておるという部分での、我が市の公募をして応募者がという部分が非常に難しいということで、市政はなかなか改革ができない部分であろうかと悩んでもおります。

戸上幸子 公募については、これまでどおり歯切れの悪い答弁がありました。必要な部分にはそういう機会もあるだろうと客観的な表現をされたのですが、これはやってみないとわからないわけですね。市長が鳥羽市は地理的に大変だから公募しても応募はないだろうと思っても、市民からそういう応募が殺到するということもあります。IT講習会も鳥羽では果たしてよその市のように2倍、3倍の申し込みがあるかなと担当課が心配していたのに、ちゃんとよそ並みの応募があったわけですね。こうしたこともありますので、ぜひ今後公募委員に踏み切っていただきたいと思います。