入札改革後の変化


【入札改革問題 メモ】04-6月議会

15年1年間を試行期間。4つの改革。

 @指名競争から一般競争へ

 A工事価格の事前公表

 B入札参加者による予定価格の決定

 C最低制限価格の設定

  ●透明性は抜群になったわけで、画期的改革と評価できるもの。

 

【結果はどうか】

《成果面》

1、入札参加社への門戸開放。

 最高で27社にも。平均13社。14年度までは1桁。

2、公正な競争が促進した。

 ・最低制限価格の導入で当然だが、「叩きあい」が一掃された。

   14年度は工事価格の半値前後という無謀な叩きあいが4分の1もあった。→皆無。

 ・横行していた談合が一定排除された。

   全81入札のうち、最低制限価格の周辺落札が49。6割。失格者とくじが25で3割。

3、入札差金の生み出し。

 ・全体の平均落札率は89.6%。予定価格9億8089万円、落札額8億7931万円。1億158万円の差金。

   12年度は97.6l、130236万円、127171万円で差金3065万円。

   13年度は96.9l、195665万円、189650万円で差金6015万円。

   14年度は97.2l、325902万円、316821万円で差金9081万円。

   15年度は工事総額が9億円と前年の3分の1になった。14年度に落札率89.6%と仮定すれば

落札額は292008万円で3億3894万円の差金になった。

 ・情報公開で入手可能となった12年度と比較してみると、入札差金は3千万円から1億円へ3倍になった。入札改革先進自治体・横須賀市の言葉を借りれば「経費ゼロで7千万円が市の財布に残った」ことになる。

■水道課はどうか。

  12年度 97.8% 差金448万円

  13年度 95.1% 差金869万円

  14年度 97.2% 差金444万円

  15年度 84.9% 差金2142万円

 ・前年比で落札率は一挙に12lも下がった。予定価格1億4151万円に対し、落札価格1億2008万円。入札差金は2142万円。対前年比4.8倍になった。工事費の15%を節減できたことになる。前年がわずか2.8%だったことをみれば入札改善の効果は歴然である。

 

《問題点》

@高額工事ほど談合、無競争の高値張り付きが改まっていない。

 ・全入札の平均落札率は89.6%であるが、予定価格1千万円以上は92.1%、300万円以上1千万円以下が82.9%、300万円以下は74.9%。

           70%台   80l台   90l台    合計  失格同数数  率

   1000万円以上  5 25.0% 〇     15 75.0%   20  2  10.0

   3001000万 15 57.7% 1 4.0%  10 38.5%  26   7  26.9

   300万円以下  28 80.0% 3 8.6%   4 11.4%  35  16  45.7

A300万円以下の工事を受注する中小ランクの業者の競争が激化。最低制限価格ぎりぎりの受注が多い。→経営の圧迫。